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評価:
桐野 夏生
新潮社
¥ 1,470
(2008-05)
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あたしは必ず、脱出してみせる――。ノンストップ最新長篇!
32
人が流れ着いた太平洋の涯の島に、女は清子ひとりだけ。いつまで待っても、無人島に助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。果た
して、ここは地獄か、楽園か?
いつか脱出できるのか――。欲を剥き出しに生に縋りつく人間たちの極限状態を容赦なく描き、読む者の手を止めさせない傑作長篇誕生!
ずっと読みたかった小説。
40代の女性、人間の欲望のドロドロしたところが書きたかったのかな?
桐野夏生っぽいです。
最後は、えー。って思う部分もあるけど、久しぶりに読んだ桐野作品は、まあまあ楽しめた。